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どんな人がNTMに感染するのですか?

どんな人がNTMに感染するのですか?

肺NTM症(NTMによる肺の感染症)は、結核ほど知られておらず、また解明されていないことが多い病気です。ある種の基礎疾患(併存疾患ともいう)のある人は、NTMに罹患しやすいことがわかっています。たとえば、肺感染症の既往、気管支拡張症、遺伝性疾患である嚢胞性線維症やα1アンチトリプシン欠損症、原発性線毛機能不全症(PCD)などはNTMとの関連性が統計的に実証可能な場合が多いです(注:嚢胞性線維症やα1アンチトリプシン欠損症は日本ではとても稀な病気です)。

かなりの数の症例で、NTM患者には複数の併存症があります。しかし、感染する人と感染しない人がいる理由はまだ完全には明らかになっていません。

かつて、北米の肺NTMは男性に多く、しばしば結核と誤診されていました。その後、肺NTM症はやせ型の白人で閉経後の女性が特に感染しやすいとされるようになりましたが、男性や若年女性、小児にも感染がみられます(注:近年の研究で、アジア人にも多いこともわかっています)。オランダなど別の国では、患者の特徴は全く異なっており、また変化していると報告されています。

免疫抑制作用のある薬物によってもNTM感染リスクが高まることがわかっています。たとえば、化学療法(抗がん剤)、ステロイド、関節リウマチや乾癬、クローン病といった疾患の治療薬です。

これ以外にも、NTMに関連する基礎疾患として、肺炎、シリカなど無機塵埃の吸入歴、GERD(胃食道逆流症、口や胃の内容物が気道から肺に流入する)、COPD、肺気腫、喫煙が誘発する肺疾患があります。

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